2015年12月10日 10:45
インターネットで「ひな人形」とか「おひなさま」と検索すると、そのあとに、「処分」「供養」「買取」などの悲しい単語が並びます。
なぜそんなことになってしまうのか。
それはひな人形の持つ本当の意味を知らないから。
興味のある方はご覧ください。
ひな人形や五月人形は、生まれてからずっと共に歩んでいくものです。0歳から一生そばに置けるものってなかなかないですよね。
ひな人形や五月人形には、おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さんのその子が産まれてきてくれたお祝いの気持ち、たくさんの愛情が込められています。
特にひな人形はお内裏様とおひなさま二人いますね。その二人は誰でしょう・・・ずっとその子を見守ってきた人たちです。
お嫁に行くときは必ず持たせてください。そこにはたくさんの家族の思い出が詰まっています。
以上のことから、ひな人形や五月人形は親から子へ譲り渡すことはできません。親と子で一緒に並べて、代々大切に飾っていくものです。
七段飾りや三段飾りなどは飾るのが大変という方は、お内裏様とおひなさまだけを残し、他のお人形はしまいっぱなしもかわいそうなので、供養祭でお別れをしてください。
長野生まれの長野育ちの二代目・1966年生まれです。
人形は衣装人形も木目込人形も大好きですが、それ以外にも、テラコッタ・店舗の庭いじり・苔鑑賞・美術館巡り・ギター、謡曲(ちょっと)、書道(少し)と、改めて考えると意外と多趣味です。。
日本的な趣味が多いのは職業柄かもしれないです