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出会いは宝物語 : 五月人形の選び方 -その1-

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五月人形の選び方 -その1-

2010年03月18日 18:01


初節句おめでとうございます。

待望の男の子でお節句にも気合が入ることでしょう。

しかし、気合が入りすぎて、大きいものや、見栄えを重視しすぎると数年で飾らなくなるケースが往々にあります。

それは全体の雰囲気だけで決めてしまい、肝心な本体を気に入ってないからです。

具体的には屏風や台の柄でまどわされたり、周りの付属品がいっぱい付いて豪華だから・・・などは抽象的に選んでいるので、それに見飽きてしまうと飾りたくなくなります。

2年目、5年目、10年目・・・

美術工芸飾り

美術工芸飾り

の事も冷静になって決めてください。飾らなくなるものが一番高いものになってしまいます。

鎧や兜または人形が真に感動できるものは、むしろ余分な装飾はいらなくなってきます。

菖蒲を脇にあしらってもきれいですね。これが日本の美意識だと思います。

子供が喜ばないんじゃないか、というご意見もありますが、子供が喜ぶものはおもちゃで十分です。

大人の感覚で飾られると、その子の感性、物の見方は大人になって歴然と差が出てくるでしょう。

つづく



人形の山川

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プロフィール

店主

長野生まれの長野育ちの二代目・1966年生まれです。
人形は衣装人形も木目込人形も大好きですが、それ以外にも、テラコッタ・店舗の庭いじり・苔鑑賞・美術館巡り・ギター、謡曲(ちょっと)、書道(少し)と、改めて考えると意外と多趣味です。。
日本的な趣味が多いのは職業柄かもしれないです

伝統の匠たち

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